銀歯のままでいい?
セラミックの歯に替えるメリットと目安【五反田】
奥歯に入っている銀歯。痛くもないし、噛むのに困ってもいない。それでも歯科医院で「セラミックの歯に替えることもできますよ」と言われると、替えたほうがよいのか、そのままでよいのか、判断に迷う方は多いはずです。五反田で働く方からは、「見た目のためだけにお金をかける理由が自分の中で見つからない」という率直なご意見もよく伺います。
この記事では、銀歯をセラミックに替えるメリットを、単に「白くなる」ではなく「今の銀歯で何が起きているか」から考えます。替えたほうがよい目安と、今すぐ替えなくてよいケースの両方をお伝えしますので、ご自分の銀歯がどちらに近いかを考える材料にしてください。
銀歯のままで困ること・困らないこと|
まず「今の状態」を分けて考える
「銀歯かセラミックか」を決める前に確かめたいのは、その銀歯が今どういう状態にあるかです。何年も前に入れた銀歯がまったく問題を起こしていないこともあれば、見えないところで変化が進んでいることもあります。ここでは、銀歯のままでいて困りやすいサインと、当面はそのままでよい状態とを分けて整理します。
銀歯そのものは悪者ではない
最初にお伝えしておきたいのは、銀歯(金銀パラジウム合金などの金属の詰め物・被せ物)は、保険診療で長く使われてきた実績のある材料だということです。噛む力に耐える強さがあり、適切に作られて手入れされていれば、長期間機能します。「銀歯は体に悪いから早く替えるべき」というような一律の考え方は、当院では取っていません。替えるかどうかは、状態と目的で決めるものです。
銀歯のままで困りやすいサイン
一方で、次のような変化がある銀歯は、セラミックに限らず何らかの処置を検討する時期に来ている可能性があります。
| 気づきやすいサイン | 銀歯の側で起きている可能性 | 考えたいこと |
|---|---|---|
| 気づきやすいサイン:銀歯の周りが黒ずんで見える・ものが挟まる | 銀歯の側で起きている可能性:金属と歯の境目にすき間ができ、そこから虫歯が再発している(二次う蝕) | 考えたいこと:虫歯の治療が先。治した後に何で補うかが素材選びの場面 |
| 気づきやすいサイン:冷たいものがしみる・噛むと違和感がある | 銀歯の側で起きている可能性:金属の下で虫歯が進んでいる、または金属が浮いている | 考えたいこと:レントゲンで内部を確認。放置すると神経の治療が必要になることがある |
| 気づきやすいサイン:銀歯の縁の歯ぐきが黒っぽい | 銀歯の側で起きている可能性:金属の成分が歯ぐきに沈着している | 考えたいこと:健康上の急ぎではないが、見た目が気になるなら金属を使わない素材が候補になる |
| 気づきやすいサイン:金属アレルギーを指摘された・皮膚症状がある | 銀歯の側で起きている可能性:口の中の金属が原因のひとつになっている場合がある | 考えたいこと:皮膚科や内科と連携して原因を確認したうえで、金属を含まない素材を検討 |
今すぐ替えなくてよい銀歯もある
逆に、境目に問題がなく、しみる・違和感といった症状もなく、見た目も本人が気にしていない奥歯の銀歯であれば、今すぐ替える医学的な理由は強くありません。セラミックに替えるには、古い金属を外して歯を整え直す必要があり、削る量が少し増えることもあります。問題のない銀歯を無理に外すより、定期検診で境目の状態を見守るという選択も、立派な判断です。当院では、その「様子見でよい」という結論も率直にお伝えしています。
セラミックの歯に替えるメリットを
3つに整理する|見た目・境目・素材
そのうえで、銀歯をセラミックに替えることで期待できるメリットを、「見た目」「境目」「素材」の3つに分けて見ていきます。それぞれに条件や個人差があるため、メリットだけを切り取らず、裏にある注意点もあわせてお読みください。
メリット①見た目|会話や笑顔で「金属が見えない」
もっとも分かりやすいのは見た目です。下の奥歯の銀歯は、笑ったときや会話中に意外と見えています。商談や面接、人前で話す場面が多い方にとって、口元から金属色が消えることは、本人が思う以上に印象を変えることがあります。セラミックは周囲の歯に合わせた色で作れるため、どこを治したのか分かりにくい仕上がりを目指せます。ただし、色の再現には限界があり、隣の歯とぴったり同じに見えるとは限りません。
メリット②境目|汚れが付きにくく、二次的な虫歯のリスクを抑えやすい
銀歯であれセラミックであれ、人工物と歯の境目は虫歯が再発しやすい場所です。日本歯科医師会の広報誌では、「詰めものや被せものがある人は、全くない人に比べて、セルフケアは2倍の努力が必要」と述べ、その理由として人工材料と歯の継ぎ目からむし歯になるリスクが高まることを挙げています(参照:日本歯科医師会「知っ得!口腔ケア最新メソッド|詰め物・被せ物の素材」 https://www.jda.or.jp/asahiruban/vol58/contents/ )。セラミックは表面がなめらかで汚れが付きにくく、歯との適合を高めやすい材料のため、この境目のリスクを抑えやすいとされています。とはいえ「セラミックにすれば虫歯にならない」わけではなく、境目のケアと定期的なチェックが前提です。
メリット③素材|金属を使わない選択ができ、変色しにくい
オールセラミックやジルコニアは金属を含まないため、金属アレルギーが気になる方や、歯ぐきの黒ずみを避けたい方に選ばれています。また、陶材は材料そのものの色が経年で変わりにくく、長く使っても白さが保たれやすい傾向があります。一方で、セラミックは強い衝撃で欠けることがある材料です。同じ広報誌でも、歯ぎしりなどの習慣があれば強固な金属の材料をすすめることもあると述べられているように、噛む力が強い方では金属のほうが向く場面もあります。メリットは、その人の噛み合わせや生活習慣とセットで考えるものです。
- 見た目のメリットは、人前に出る機会が多い方ほど実感しやすい。ただし色の再現には個人差がある
- 境目のメリットは、汚れの付きにくさと適合のよさによるもの。ケアと定期検診が前提
- 素材のメリットは、金属を含まないことと変色しにくいこと。強い力がかかる歯では素材の選び直しもある
「替えるメリット」と「替えるコスト」を同じ表に置く
メリットを検討するときは、替えるために生じるものも同じ表に置いて考えることをおすすめしています。セラミックは自由診療であり費用がかかること、古い金属を外す際に歯を追加で削ることがあること、通院が2回以上必要なこと。これらを見たうえで「それでも替えたい理由」が自分の中にはっきりあるなら替えどきですし、なければ様子見でかまいません。銀歯の下に虫歯が見つかった場合は話が別で、その治療は優先されます。
五反田で「替えるかどうか」を
相談するなら|検査で分かること
銀歯をセラミックに替えるかどうかは、鏡を見て決めるものではなく、検査で銀歯の下と境目の状態を確かめてから決めるものです。当院では、レントゲンで金属の下の虫歯の有無を確認し、境目のすき間や歯ぐきの状態、噛み合わせの力を診たうえで、「今は替える理由がある」「様子見でよい」「まず虫歯の治療が先」のどれに当たるかをお伝えします。五反田駅に直結しているため、品川区で働く方が昼休みや退社後に「診てもらって判断材料をもらうだけ」の受診をされることも多くあります。
「様子見」を選んだ場合にしておきたいこと
替えないと決めた銀歯も、境目の状態は時間とともに変わります。半年から1年に一度の定期検診で境目とレントゲンを確認しておけば、変化が出たときに小さな処置で済ませやすくなります。検診でのクリーニングは、境目に付いた汚れを落として虫歯の再発を防ぐ意味でも役立ちます。
- アトレ五反田1の5階、五反田駅から直結の立地で、昼の休診なし・休診日なしで夜20時30分まで診療。昼休みに銀歯の状態だけ確認する受診も可能です
- レントゲンと必要に応じた歯科用CTで、金属の下の虫歯や根の状態を確認してから判断材料をお伝えします
- 「替える」「様子見」「治療が先」のどれに当たるかを、理由とともに説明し、その場で決めていただく必要はありません
- 替える場合に選べる素材の特徴と料金は審美歯科のページにまとめてあり、治療を始める前に見積書を確認していただけます
- 診療室は完全個室のため、見た目や費用の相談も周囲を気にせずお話しいただけます
よくある質問
痛みも違和感もない銀歯を、見た目の理由だけで替えてもよいのですか?
銀歯を外してみたら虫歯があった場合、予定は変わりますか?
奥歯の銀歯を1本だけセラミックに替えることはできますか?
セラミックに替えれば、その歯はもう虫歯にならないと考えてよいですか?
歯ぎしりがあると言われています。銀歯のほうが向いていますか?
まとめ|銀歯をセラミックの歯に替えるかは「今の状態」と「替えたい理由」で決める
銀歯は保険診療で実績のある材料で、問題がなければ今すぐ替える必要はありません。一方で、境目の黒ずみ・しみる・歯ぐきの変色・金属アレルギーといったサインがある銀歯は、検討の時期に来ている可能性があります。
セラミックの歯に替えるメリットは、見た目・境目・素材の3つに整理できますが、いずれも条件と個人差があり、費用や削る量というコストと同じ表で考えるものです。五反田で「替えるかどうか」を決めかねている方は、まず検査で銀歯の状態を確かめるところから始めてみてください。
自由診療の副作用とリスク
副作用とリスク
- セラミックの被せ物・詰め物は自由診療のため、健康保険は適用されません
- 古い金属を外してセラミックに替える際、歯を追加で削ることがあり、削った歯質は戻りません
- 金属を外した後に内部の虫歯が見つかった場合、神経の治療など予定外の処置が加わることがあります
- セラミックは強い力で欠けたり割れたりすることがあり、歯ぎしりや食いしばりのある方は注意が必要です
- 替えた後も境目のケアを怠ると虫歯が再発することがあり、定期的なチェックが前提の治療です
- 仕上がりの色・透明感には個人差があり、周囲の歯と同じ見え方になることを約束するものではありません
おおよその費用
銀歯をセラミックに替える場合の当院の料金は、被せ物ならe.maxのオールセラミッククラウンが100,000円・ジルコニアセラミッククラウン150,000円・オールジルコニアクラウン80,000円から100,000円、詰め物ならハイブリッドセラミックインレー35,000円・オールセラミックインレー50,000円(いずれも1本・税抜)です。前歯向けのラミネートベニアは120,000円で、金属系の被せ物の料金と5年間の保証制度は審美歯科のページに掲載しています。窓口でのご精算は現金とクレジットカードのどちらでも承ります。
記載理由
医療広告ガイドライン(平成30年6月1日施行)に照らし、銀歯をセラミックに替えるべきか迷っている方が、メリットと注意点の両方を踏まえて判断できるように記載しています。
※メリットの感じ方や仕上がりには個人差があります。※金額はすべて税抜表示です。
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監修 / 医療法人社団 翔翼会
理事長 村上 翔 - 私たちが実践するのは、あなたを“患者”ではなく「お客様」として丁寧にもてなすホスピタリティと、「大切な家族や友人にしてあげたい診療」です。大学病院レベル以上の設備と衛生環境を整え、一人ひとりのお客様に心から寄り添いながら納得していただけるベストな治療法をご提案してまいります。
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。銀歯を替えるべきかどうかは検査のうえで個別に判断されますので、銀歯の状態が気になる場合は歯科医院での受診をおすすめします。
患者様の満足度調査を
実施しております。
少しでも患者様にとってより良い⻭科医療を提供するため、 第三者機関のNPO法人 日本⻭科医療評価機構に依頼をし、患者様の満足度調査を行っています。 患者様の率直なご意見をいただき、 改善すべき点は真摯に受け止めていきたいと思っています。当院には患者様の個人情報は一切伝えられませんので、是非、皆様の忌憚のないご意見をお聞かせください。NPO法人日本⻭科医療評価機構の調査結果はバナーよりご確認ください。
日本⻭科医療評価機構は、ネットで⻭医者を検索してみたが、どこに行けばいいか分からない、 診療時間や場所のメリットだけではなく、本当に信頼して通える⻭医者を探したい、 そんな患者様のために本当に信頼して通える⻭科医院を評価・認定することを目的とした組織です。