予防歯科は何ヶ月に1回?通う頻度と1回の流れ・所要時間【五反田】

「予防歯科は何ヶ月に1回通えばいいのか」。これは、五反田で働く方から最も多くいただく質問のひとつです。忙しい毎日の中で予定に組み込むには、頻度と、1回にかかる時間、そしてその日に何をされるのかが分かっていないと動きづらいものです。ところが、この問いには「全員に共通する正解」がありません。植物の水やりが、鉢の大きさや置き場所、季節によって変わるように、予防歯科に通う頻度もお口の状態や生活によって変わるからです。

この記事では、間隔を決める材料を「短めになりやすい条件」と「長めでも安定しやすい条件」に分けて整理し、そのうえで予防歯科の1回が受付から会計までどう進むのか、所要時間の目安とともにお伝えします。初回と2回目以降で時間が違う理由や、五反田で仕事の合間に続けるための予約のコツもまとめました。「自分の場合はどのくらいか」を考える手がかりにしてください。

「何ヶ月に1回」は人によって違う|
間隔を決める材料

歯列模型に歯ブラシを当てて磨き方を確認しているところ|アトレ五反田シティデンタルクリニック

学会が示す目安と、目安がそのまま使えない理由

日本歯周病学会は、歯周病の治療後に通う定期検診の間隔について、通常は1年に3〜4回がよいとしつつ、歯石の付き方には個人差があるため、かかりつけの歯科医が一人ひとりに適した間隔を指導するとしています(参照:日本歯周病学会「歯周病Q&A「歯周病の治療」」 https://www.perio.jp/qa/treatment/ )。1年に3〜4回、つまり3〜4か月に1回というのは、あくまで出発点となる目安です。同じ間隔で通っていても、次の来院時に歯石がびっしり付いている方もいれば、ほとんど付いていない方もいます。この差を無視して一律に決めると、必要な人には足りず、必要のない人には多すぎることになります。

間隔が短めになりやすい条件・長めでも安定しやすい条件

では、歯科医院は何を見て間隔を決めているのでしょうか。当院で実際に確認している材料を、方向性ごとに整理しました。

見るポイント 間隔が短めになりやすい 長めでも安定しやすい
歯ぐきの状態 間隔が短めになりやすい:歯周ポケットが深い場所がある、測定時に出血しやすい 長めでも安定しやすい:ポケットが浅く、出血がほとんどない
歯石の付き方 間隔が短めになりやすい:前回から数か月で歯石が目立つ。下の前歯の裏や上の奥歯の外側に付きやすい 長めでも安定しやすい:数か月経っても歯石がごくわずか
磨き残しの傾向 間隔が短めになりやすい:同じ場所にいつも汚れが残る。歯と歯の間の清掃習慣がない 長めでも安定しやすい:染め出しで残る場所が少なく、フロスや歯間ブラシを日常的に使っている
治療済みの歯 間隔が短めになりやすい:詰め物・被せ物が多く、ふちに段差がある 長めでも安定しやすい:治療歯が少なく、ふちがなめらか
生活習慣 間隔が短めになりやすい:喫煙している、間食や甘い飲み物が多い、口が乾きやすい 長めでも安定しやすい:非喫煙、間食が少ない、唾液が十分にある
受診の履歴 間隔が短めになりやすい:久しぶりの受診で、前回からの経過が分からない 長めでも安定しやすい:継続して通っており、記録の比較ができる

左の列に当てはまる項目が多いほど、次回までの間隔は短め(例として2〜3か月)に、右の列が多いほど長め(例として4〜6か月)にご提案することが多くなります。ただし、これは固定ではありません。数回通ううちに磨き方が安定し、歯石の付き方が減ってくれば間隔は伸びますし、逆に生活が変わって汚れが増えれば縮めます。予防歯科の間隔は「決めたら終わり」ではなく、毎回の記録を見ながら調整していくものです。

間隔を守るために大切なのは「次回を決めて帰ること」

間隔の長さそのものより、決めた間隔を守れるかどうかのほうが、結果を大きく左右します。「また連絡します」で帰ると、次の来院は半年後、1年後になりがちです。当院では、その日の状態から次回の目安をお伝えし、帰り際に予約を取っていただくことをおすすめしています。予定が変わったら日程を動かせばよいので、まず枠を押さえておくことが、続けるためのいちばん簡単な方法です。

予防歯科の1回はこう進む|
受付から会計までの流れと目安時間

歯科医院でミラーを使ってお口の中を検査しているところ|アトレ五反田シティデンタルクリニック

2回目以降の標準的な流れ

予防歯科で通い始めて2回目以降の来院は、おおよそ次の順番で進みます。所要時間は全体で30〜45分程度に収まることが多く、五反田の当院では昼休みや退勤後の枠で完結できるよう組んでいます。

受付・問診(数分)

前回からの変化、気になる場所、生活の変化(引っ越し・転職・体調など)を簡単に伺います。

検査(5〜10分)

虫歯や詰め物の状態を目で確認し、歯ぐきの溝の深さを測り、磨き残しの場所を確かめます。状態に応じてレントゲンや写真も残します。

結果の説明(数分)

前回の記録と比べて、良くなった場所と気をつけたい場所をお伝えします。

クリーニング(15〜25分)

歯石を取り、歯の表面の細菌の膜と着色を落とします。状態によって内容と時間が変わります。

フッ化物・磨き方の確認(数分)

必要に応じてフッ化物を塗り、その日見つかった磨き残しへの対策を具体的にお伝えします。

次回の間隔を決める・会計

その日の状態から次回の目安をご提案し、予約を取って終了です。

検査で見ている3つのこと

流れの中で「検査」と一言でまとめた部分について、少し補足します。厚生労働省のe-ヘルスネットは、歯周病の初期には自覚症状がほとんどないため正確な診断には検査が欠かせないとして、歯周ポケットの深さを測るプロービング検査、骨の状態を見るエックス線検査、染め出しでプラークの付着状況を調べる検査の3つを挙げています(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「歯周病の検査」 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-03-002.html )。予防歯科の検査はこの3つが基本で、毎回すべてを行うわけではありません。ポケットの測定は毎回、レントゲンは間隔をあけて、染め出しは磨き残しが気になるときに、というように、記録の必要に応じて組み合わせます。

初回だけ長くなる理由

初めての来院、あるいは久しぶりの来院では、上の流れよりも時間がかかります。1時間前後を見ておいていただくと安心です。理由は単純で、比べる材料となる「前回の記録」がないため、お口全体の状態を一から把握する必要があるからです。全体のレントゲン、すべての歯のポケット測定、口の中の写真、生活習慣の聞き取りなど、初回にしっかり記録を残しておくことで、2回目以降が短く済むようになります。初回は「準備の回」だと考えていただくとよいでしょう。

五反田で仕事の合間に続けるなら|
初回と2回目以降の違いと予約のコツ

歯の形の紙と歯ブラシ・デンタルミラーを並べたイメージ|アトレ五反田シティデンタルクリニック

続けるための現実的な工夫

予防歯科は1回の内容より「途切れないこと」が大切です。五反田の当院では、働く方が続けやすいよう、次のような工夫をおすすめしています。

  • 初回は時間に余裕のある日に、2回目以降は「いつもの帰宅時間」や昼休みに固定して予約する
  • 間隔が3か月なら「四半期の初め」、4か月なら「季節の変わり目」というように、覚えやすい区切りに合わせる
  • 帰り際に次回を予約し、カレンダーに入れてしまう。変更が必要になったら日程を動かせば十分
  • 出張や繁忙期が分かっていれば、その前後に前倒し・後ろ倒しで調整しておく
  • 同じ担当の歯科衛生士に見てもらうことで、前回との比較や説明が短時間で済む

当院の体制

JR・東急・都営線の五反田駅に直結したアトレ五反田の中で診療する当院(アトレ五反田シティデンタルクリニック)は、出勤前・昼休み・退勤後のいずれの時間帯にも予防歯科の受診を組み込めるよう体制を整えています。

  • 平日は夜20時30分まで、土日祝も含めて年中無休で診療。昼の休診時間を設けていないため、昼休みの受診も可能です
  • 2回目以降の予防歯科は30〜45分程度で完結する枠をご用意しています
  • 完全個室の診療室で、前回の記録と今回の状態を画面で見比べながらご説明します
  • 歯科用CT・マイクロスコープを使い、詰め物のふちや歯と歯の間といった見えにくい場所の変化まで確認します
  • オンライン予約・LINE予約に対応。次回の日程が近づいたときのリマインドにもご利用いただけます

五反田で「予防歯科に何ヶ月に1回通えばいいのか分からない」という方は、まず初回の検査でご自身の間隔の目安を確かめに来てください。予防歯科のメニュー全体は予防歯科のページを、歯ぐきの状態が気になる方は歯周病のページを、削らずに経過を見る初期の虫歯については初期虫歯の記事をご覧ください。

よくある質問

予防歯科は結局、何ヶ月に1回通えばよいのですか?
出発点となる目安は3〜4か月に1回ですが、歯ぐきの状態、歯石の付きやすさ、磨き残しの傾向、治療済みの歯の数、生活習慣によって、2〜3か月に短くなる方も、4〜6か月に伸びる方もいます。初回の検査結果からご自身の目安をお伝えします。
1回の所要時間はどのくらいですか?
2回目以降は30〜45分程度に収まることが多く、初回や久しぶりの受診は記録を一から取るため1時間前後を見ておいてください。歯石の量や着色の程度によって前後します。
毎回レントゲンを撮るのですか?
いいえ。歯ぐきの溝の測定は毎回行いますが、レントゲンは骨の状態や歯と歯の間を確認するために間隔をあけて撮影します。撮る必要があるかを見きわめてから行い、妊娠中の方などは前もってお知らせください。
間隔を長くしすぎるとどうなりますか?
歯石が増えて1回のクリーニングにかかる時間が長くなるほか、小さな虫歯や歯ぐきの炎症を見つけるタイミングが遅れる傾向があります。決めた間隔が守れないときは、まず日程を動かしてでも受診を途切れさせないことをおすすめします。
昼休みの1時間で受診できますか?
2回目以降の予防歯科であれば、多くの場合は昼休みの枠で完結します。当院は昼の休診時間を設けていないため、五反田駅直結の立地とあわせてご利用いただきやすくなっています。初回は余裕のある日にお越しください。

まとめ|予防歯科の頻度は「材料」で決まり、続けるには「次回を決めて帰る」

予防歯科何ヶ月に1回通うかは、3〜4か月に1回という目安を出発点に、歯ぐきの状態・歯石の付き方・磨き残しの傾向・治療済みの歯・生活習慣・受診の履歴といった材料から一人ひとり決まり、記録を重ねる中で調整されていきます。

1回の流れは、受付・検査・説明・クリーニング・フッ化物と磨き方の確認・次回の予約という順で、2回目以降は30〜45分程度、初回は1時間前後が目安です。五反田で仕事の合間に続けるには、帰り際に次回を決めて帰ることがいちばんの近道です。まずは初回の検査で、ご自身の間隔の目安を確かめてみてください。

治療・経過観察に伴う注意点

注意点

  • 来院の間隔や所要時間は一般的な目安であり、お口の状態や当日の処置内容によって変わります
  • 定期的な受診は虫歯や歯周病を早い段階で見つける助けになりますが、病気の発生をゼロにできるとお約束するものではありません
  • 歯石除去やクリーニングの後に、一時的にしみる・歯ぐきから軽く出血するといった反応が出ることがあります
  • 検査で治療が必要な箇所が見つかった場合は、その日の予防処置とは別に治療の予定をご相談します
  • レントゲンは撮る必要があるかを見きわめ、間隔をあけて撮影します。妊娠中の方はあらかじめお知らせください

おおよその費用

定期的な検査と、そこで見つかった歯石の除去、磨き方の指導までは健康保険の対象になるのが一般的です。1回ごとの金額は、レントゲンを撮った回と撮らない回、歯石の量が多い回と少ない回で前後します(当日の項目×負担割合)。予防や美観目的で受けるPMTCについては自費扱いとなり、当院の設定は15,000円(税抜)です。フッ化物塗布は年齢と状態で保険の可否が変わるため、その都度ご案内します。

現金だけでなくクレジットカードでもお支払いいただけます。

記載理由

医療広告ガイドライン(平成30年6月1日施行)の趣旨に基づき、予防歯科に通う頻度や内容を検討される方が費用と注意点を理解したうえで判断できるよう記載しています。

※注意点の現れ方には個人差があります。

予防歯科の関連記事

村上 翔
監修 / 医療法人社団 翔翼会
理事長
私たちが実践するのは、あなたを“患者”ではなく「お客様」として丁寧にもてなすホスピタリティと、「大切な家族や友人にしてあげたい診療」です。大学病院レベル以上の設備と衛生環境を整え、一人ひとりのお客様に心から寄り添いながら納得していただけるベストな治療法をご提案してまいります。

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。予防歯科に通う頻度や1回の内容はお口の状態によって異なります。気になることがある場合は自己判断をせず、歯科医院での受診をおすすめします。

患者様の満足度調査を
実施しております。

少しでも患者様にとってより良い⻭科医療を提供するため、 第三者機関のNPO法人 日本⻭科医療評価機構に依頼をし、患者様の満足度調査を行っています。 患者様の率直なご意見をいただき、 改善すべき点は真摯に受け止めていきたいと思っています。当院には患者様の個人情報は一切伝えられませんので、是非、皆様の忌憚のないご意見をお聞かせください。NPO法人日本⻭科医療評価機構の調査結果はバナーよりご確認ください。

※日本⻭科医療評価機構とは
日本⻭科医療評価機構は、ネットで⻭医者を検索してみたが、どこに行けばいいか分からない、 診療時間や場所のメリットだけではなく、本当に信頼して通える⻭医者を探したい、 そんな患者様のために本当に信頼して通える⻭科医院を評価・認定することを目的とした組織です。
Menu
電話をかける WEB予約 LINE予約