親知らずとは?何歳で生える・生えない人がいる理由【五反田】
「奥歯のさらに奥に、何か生えてきた気がする」「同僚は親知らずを抜いたと言うけれど、自分にはあるのだろうか」――五反田で働く方から、こんな相談を受けることがあります。そもそも親知らずとはどんな歯なのでしょうか。何歳ごろに生え、なぜ生えない人がいて、4本そろわない人がいるのか。この記事では、忙しい方が短時間で全体像をつかめるように、親知らずの基本を整理します。
前半では親知らずの位置と本数、生える時期をおさえ、中盤で「生えない・そろわない」理由を3つの層に分けて説明します。後半では、五反田で自分の親知らずの有無と向きを確かめる方法をまとめました。抜くかどうかを考える前の、いちばん最初の一歩として読んでください。
親知らずとは
――何番目の歯で、いつ生えるのか
一番奥に、最後に生えてくる大臼歯
親知らずは、上下左右それぞれの列で一番奥に位置する大臼歯で、歯科では「第三大臼歯」と呼びます。前歯から順に数えると8本目にあたり、上下左右で最大4本あります。厚生労働省のe-ヘルスネットによれば、親知らずを含めると人間の永久歯は合計32本になり、先天的に生えない人や、傾いていて途中までしか生えない人も多いとされています(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「親知らず」 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/teeth/yh-036.html )。つまり「32本そろって当たり前」ではなく、「そろわない人がかなりいる歯」というのが、親知らずの出発点です。
生える時期は10代後半から20代前半が中心
ほかの永久歯が小学生から中学生のうちに生えそろうのに対し、親知らずはずっと遅れて動き出します。日本歯科医師会の相談コーナーでは、親知らずは10代後半から20代前半にかけて生え始める永久歯で、4本すべてが生えるとは限らず、歯ぐきの中に埋まったままのケースもあると説明されています(参照:日本歯科医師会「お悩み相談!教えて先生|テーマ:親知らず」 https://www.jda.or.jp/asahiruban/vol49/contents/oshiete.html )。高校生から社会人になりたてのころに「奥がむずむずする」「奥歯の後ろが腫れた」と気づく方が多いのは、このためです。
「大人になってから生えてきた」は珍しくない
親知らずの動き出しはゆっくりで、あごの骨の中で少しずつ位置を変えながら、何年もかけて歯ぐきに近づいてくることがあります。そのため、20代では気づかなかったのに、30代になってから頭を出してくる方もいます。会社員として忙しく過ごすうちに、ふと奥に硬いものを感じて「これは何だろう」と気づく――五反田で伺う相談の多くは、まさにこのパターンです。
| 項目 | 親知らず(第三大臼歯) | ほかの永久歯との違い |
|---|---|---|
| 位置 | 親知らず:上下左右の列で一番奥(前から8本目) | 違い:歯ブラシがもっとも届きにくい場所にある |
| 本数 | 親知らず:最大4本。0本〜4本まで人によって違う | 違い:ほかの永久歯は原則として決まった本数がそろう |
| 生える時期 | 親知らず:10代後半〜20代前半が中心。それ以降に出てくる人も | 違い:ほかの永久歯は小学生〜中学生でほぼ生えそろう |
| 生え方 | 親知らず:まっすぐ・斜め・埋まったままなどさまざま | 違い:場所が足りず、正しい向きに出てこないことが多い |
生えない人・4本そろわない人がいる理由と、
大人になって生えてくる理由
「親知らずが生えていない」と一口に言っても、中身は3つの層に分かれます。どの層にあたるかで、この先の付き合い方が変わります。
層1|歯そのものが作られていない
親知らずは、そもそも歯の芽(歯胚)が作られない方が一定数います。この場合は、あごの中を探しても歯は見つかりません。将来生えてくることもないので、親知らずについて心配する必要はなく、定期検診で確認しておくだけで十分です。「自分は4本ない」と分かるだけでも、抜歯の予定を気にせずに済むという意味で価値のある情報です。
層2|歯はあるが、あごの中から出てこられない
いちばん多いのがこの層です。歯は作られているものの、生えるための場所が足りず、あごの骨や歯ぐきの下にとどまっている状態です。日本歯科医師会の相談コーナーでは、現代人は柔らかい食事が増えたことであごが発達しづらく、親知らずが生えにくい傾向にあることが指摘されています(参照:同上)。この層の親知らずは、外から見えないだけで存在しています。生えていないから安心とは限らず、向きによっては手前の歯に触れていることもあるため、レントゲンで位置を把握しておくことが大切です。
層3|出てきたが、途中で止まっている
頭の一部だけが歯ぐきから見えて、それ以上は出てこないタイプです。ご本人は「生えかけ」と感じていることが多いのですが、実際にはこれ以上動かない場合も少なくありません。歯ぐきがかぶさった部分に汚れがたまりやすく、周りの歯ぐきが腫れる智歯周囲炎(ちししゅういえん)と呼ばれる状態のきっかけになりやすいのが、この層の特徴です。
「大人になってから生えてきた」のは、層2が動いたということ
先ほどの層2に当てはまる親知らずが、年月をかけて少しずつ位置を変え、30代・40代で歯ぐきから顔を出すことがあります。骨の中の歯がずっと同じ場所にじっとしているとは限らないのです。ですから、「若いころのレントゲンで埋まっていると言われた親知らず」でも、時間がたてば状況が変わることがあります。数年に一度は位置を確認しておくと、変化に早く気づけます。
3つの層の見分け方(ご自身では判断できないポイント)
- 層1と層2は、外から見ると同じ「生えていない」に見えるため、レントゲンでしか区別できません
- 層2の親知らずが手前の歯や神経の近くにあるかどうかは、画像でなければ分かりません
- 層3の「生えかけ」がこれから伸びるのか、止まったままなのかは、向きと周囲のスペースで判断します
- 舌で触って硬いものがあっても、それが親知らずなのか骨の出っ張りなのかは診察が必要です
五反田で「自分の親知らず」の有無と向きを
短時間で確かめるには
お口全体のレントゲン一枚で、本数と向きが分かる
親知らずの有無を確かめる方法は難しくありません。お口全体を一枚に写すレントゲンを撮れば、4本のうち何本があり、それぞれがどんな向きで、どのくらいの深さにあるかが一度に分かります。撮影は数分で終わり、その日のうちに画像を見ながらご説明できます。神経との距離など、さらに詳しく見る必要があれば歯科用CTを追加しますが、「まずあるかどうか知りたい」という段階なら、一枚のレントゲンで十分なことがほとんどです。
五反田駅直結の当院は、昼休みや出勤前後の短い時間でも受診しやすい立地です。親知らずがあると分かったあとの「抜くべきかどうか」の考え方や、抜歯の進め方は、親知らずのトップページをご覧いただくと全体がつかめます。抜歯は口腔外科の領域として院内で行っています。
当院でできること
- 年中無休・夜20時30分まで、昼の休診なしで診療。昼休みに「親知らずの有無だけ確認したい」というご来院にも対応しています
- お口全体のレントゲンと歯科用CTを院内に備え、本数・向き・深さをその日のうちにご説明します
- 完全個室で画像を画面に映し、「どの層にあたるか」「今後どう変わりうるか」を短時間で整理してお伝えします
- 埋まっている親知らずは経過観察の項目として記録し、定期検診で位置の変化を追います
- 予約はオンラインとLINEから。出張や繁忙期が重なっても、スマートフォンから日程を組み直せます
よくある質問
30代ですが、いま奥に何か出てきました。親知らずでしょうか?
親知らずが1本もありません。何か問題がありますか?
親知らずという名前の由来は何ですか?
親知らずがあるかどうか、自分で確認する方法はありますか?
親知らずの有無を確認するためだけに受診してもいいですか?
まとめ|親知らずとは「そろわない人が多い、一番奥の最後の歯」。有無はレントゲンで確かめる
親知らずとは、永久歯の一番奥に、最後に生えてくる第三大臼歯のことです。10代後半から20代前半に生え始めるのが中心ですが、歯そのものが作られない人、あごの中から出てこられない人、途中で止まる人がいて、4本そろわないことは珍しくありません。骨の中の親知らずが年月をかけて動き、大人になってから顔を出すこともあります。
「生えていない」の中身がどの層なのかは、外からは分からず、レントゲンで初めてはっきりします。五反田で親知らずが気になり始めた方は、忙しい合間の短い時間で構いませんので、一度ご自身の親知らずの有無と向きを確かめておくことをおすすめします。それが、抜くかどうかを考えるための最初の材料になります。
確認・受診にあたっての注意点
注意点
- 親知らずの本数・生える時期・向きには大きな個人差があり、この記事の内容はあくまで一般的な傾向です
- 親知らずの有無や位置は、レントゲンなどの検査で確認して初めて分かります。ご自身の感覚だけで判断しないでください
- 埋まっている親知らずは、症状がなくても位置が変わることがあるため、定期的な確認をおすすめします
- 抜歯に進んだ場合、痛みや腫れ、出血、口が開けにくい状態が数日続くことがあります
- 妊娠中・妊娠の可能性がある方は、レントゲン撮影の前にお知らせください
おおよその費用
親知らずの有無や向きを調べるレントゲン撮影は、診察の一環として健康保険の対象になるのが通常です。3割負担の場合、初診料とお口全体のレントゲンを合わせて2千円前後から3千円台程度が一般的な目安で、歯科用CTを追加した場合はさらに数千円ほどかかります。抜歯まで進んだ場合の費用は生え方による処置の区分で変わり、抜歯そのものは数百円台から3千円台程度が3割負担の一般的な範囲です(いずれも一般的な目安で、当院の掲載額ではありません)。
抜歯後には、腫れ止めとテルプラグ(1点5,000円・税別、保険外)を希望制でご用意しています。会計時は現金のほか主要なクレジットカードにも対応しています。
記載理由
医療広告ガイドライン(平成30年6月1日施行)にもとづき、親知らずについて調べ始めた方が、確認の方法・費用・注意点を把握したうえで受診を判断できるように記載しています。
※注意点の現れ方には個人差があります。
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監修 / 医療法人社団 翔翼会
理事長 村上 翔 - 私たちが実践するのは、あなたを“患者”ではなく「お客様」として丁寧にもてなすホスピタリティと、「大切な家族や友人にしてあげたい診療」です。大学病院レベル以上の設備と衛生環境を整え、一人ひとりのお客様に心から寄り添いながら納得していただけるベストな治療法をご提案してまいります。
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。親知らずの有無や生え方はレントゲンなどの検査で確認する必要があります。気になる症状がある場合は自己判断をせず、歯科医院での受診をおすすめします。
患者様の満足度調査を
実施しております。
少しでも患者様にとってより良い⻭科医療を提供するため、 第三者機関のNPO法人 日本⻭科医療評価機構に依頼をし、患者様の満足度調査を行っています。 患者様の率直なご意見をいただき、 改善すべき点は真摯に受け止めていきたいと思っています。当院には患者様の個人情報は一切伝えられませんので、是非、皆様の忌憚のないご意見をお聞かせください。NPO法人日本⻭科医療評価機構の調査結果はバナーよりご確認ください。
日本⻭科医療評価機構は、ネットで⻭医者を検索してみたが、どこに行けばいいか分からない、 診療時間や場所のメリットだけではなく、本当に信頼して通える⻭医者を探したい、 そんな患者様のために本当に信頼して通える⻭科医院を評価・認定することを目的とした組織です。